ささやかな日々の雑記

奈良に住んでるおっさんの日記です。

なら瑠璃絵2013


少し日にちがたってしまったが、なら瑠璃絵に行ってきた話を書こうと思う。来年以降の自分への覚え書きである。
行ってきたのは2/14(木)であり最終日である。この日は前日までに比べて暖かめでかつ天気もよかった。
開始は18時からだが少し早めに家を出た私と嫁さんは17時すぎぐらいには県庁前に到着した。駐車場はまだ余裕があった。土日祝だと満車になるかも知れない。


車を止めてまずは興福寺へ向かう。到着した時点で17時半ぐらいである。まだ明るいぐらいだ。ちょうど上の写真の状態である。
ここで五重塔の写真を撮ったり、外国人に話しかけられたりして時間を過ごし、18時過ぎから東へ向かう。まずはメイン会場となる浅茅ヶ原である。


しかしメイン会場というが正直なところ少々しょぼかった気もする。正直燈花会以下である。最終日だから気合が抜けてたのかも知れない。きれいではあるものの、きれいな範囲が非常に狭いのである。
そこから北上し東大寺へ向かった。戒壇堂の夜間特別拝観ということであるが、向かったものの結局は見なかった。何が見られるのかよく分かってなかったし、花火の時間が迫っていたからである。大仏殿とかもライトアップしてたらよかったのに、結局東大寺は南大門が少し薄暗くライトアップされてるぐらいである。まあそれはそれで趣はあったが…。


花火はパンフレットでお勧めと書かれていた新公会堂横で見た。花火が始まる直前までライブがあったようだがそれは見ていない。で、花火であるが、よく見えたがま花火大会ではないのでそこまで期待する方が間違っている。
しかし花火は最終日だけであるが、花火が最終の行事という訳でなく、終わりまであと2時間近くあるのがよく分からない。花火が終わって大半の人は帰ったのではないだろうか?私はみんなと逆方向へ歩き、春日大社を目指した。


春日大社へは少し歩く必要があるが、途中にあったのがこれである。怪しげな音楽が流れており、見応えはあったものの、一瞬やばいところに来てしまったかと思ってしまった。参道の途中に突如これがあるのでみんなここで足が止まってしまい、先に進めなくなっていた。ちなみに先に進むとこれを後ろから見ることになって興ざめなので振り向かない方がよい。


春日大社までの道中は先に書いたものや一部の場所以外は真っ暗である。懐中電灯が必要だと思う。最終日の花火が終わった後だからこうなのかずっとこうだったのかは分からない。
春日大社のライトアップはきれいだった。こういうのは逆に明るすぎないのがいいなと思った。ここで500円を払ってさらに中に入ると見ることが出来るのが燈籠である。


燈籠自体は普段からあるが、光が入れられるのは特別な時だけである。暗い中でほぼこれだけが光る景色はなかなかのものである。しかも若い神職の方が出てこられて、説明をしゃべって下さった。ただし神様に直接カメラを向けると怒られるので注意が必要である。だいたいそういう失礼なことは夜でなくてもしてはいけない。


そこから奈良国立博物館前を通ったが、この博物館のところの光ってるのは意味が分からなかった。なんらかのテーマがあるのだと思うが、色々光ってるなという程度である。パンフレットにあるのと大違いである。なら仏像館のライトアップというのもあったがこの辺りは元々明るいところなのであまりありがたみがない。
で、興福寺に戻ってみた。五重塔がライトアップされてるということだったが、確かにされていたがよく言えば非常に雰囲気のある、悪く言えばショボいライトアップであった。もう終わってたのかな。


ということであらためて書いてみると否定的なことばっかり書いてるが、それなりにはよかったと思う。来年も行くと思う、多分・・・。