山焼けず

先日、若草山の山焼きに行ってきました。

駐車場が混むかも知れないと思って早めに出ましたが、12時半時点で市営転害門駐車場は1台も停まってませんでした。

そこから歩いて飛火野へ。正月飾りの入った紙袋が餌に見えるのか、やたらと鹿さん達が寄ってきます。飛火野で行われるのは、春日大社の大とんどです。何となく正月飾りって！ゴミとしては捨て難いので、引き取ってもらいます。そのまま祭儀式を見学し、火の回りを一周して、お神酒を頂きます。

遅めの昼ご飯ということで、餅飯殿まで歩いて若草カレー本舗へ。若草山焼きなので若草カレーという至極単純な理由です。目的はカレーラーメン。麺好きなので・・・。本格的だけど食べやすいカレーがうまくラーメンになっており、カレーとしてもラーメンとしてもうまいです。

夕方になっても山焼きをどこで撮るか決めておらず、色々ふらふらします。早くから場所取りしてる人たちは、しっかりした脚の三脚を立て、大層なレンズのついた大層なカメラを持った人たちばかりです。そんな中、三脚も持たずに安いカメラで一緒に場所取りするのははばかられるとか思っているいちに辺りは暗くなってきました。結局春日野園地から撮ることにしましたが、天気が・・・。場所取りは諦め、屋根と椅子のある場所で、時間まで待ちます。

山焼きの前に花火があるのですが、この花火の時が一番雨脚が強まった時。傘をさしながら三脚も無しに手持ちで花火がうまく撮れるはずもなく・・・。そしてその後の山焼きは雨こそ弱まったものの、結局ほとんど燃えなかった。もうほとんど花火がメインって感じ。

もういっそ山焼きと花火の点火を同時にやればいいと思います。大抵の山焼きの写真は花火と山が焼けてるのが同時に写ってる多重露光のやつなんだし。でも今年は全くと言っていいほど山が燃えなかったので、多重露光組はちょっと残念だったかも知れません。でも来年は挑戦してみるかな？