会議
今日は会議があった。会議というか、偉い人が言いたいことを言って、偉くない人が言い訳をする会である。当然私は偉くない方である。
以前「上司は思いつきでものを言う」とかいう本が少し流行ったことがあって、当時たまたま出張で新幹線の車内で読む本がなかったので買って読んだことがある。以下ネタバレ注意と一応書いておく。手元にないので読み返せないが、もし上司が思いつきでものを言ったらどうしたらいいか、あきれればいいというのが答えだった気がする。
しかしあきれても仕方がないというのが今日わかった。上司の言うことは絶対であり、あきれたからといって結論が変わるわけではないからである。そもそもその思いつきは上司のそのまた上司の思いつきであり、直接の上司はそれを伝言しただけである。あきれたところでやっぱりやめましょうよと直言してくれるはずがなく、せいぜいあいつは素直に従いませんよと告げ口されるだけである。
一方で私ももうアラフォーであり、部下というほどではないが、後輩というかそういう立場の人間はいる。当然上司の思いつきを伝えなければならない。今日は見事にあきれてくれた。なるほどそうだろうな、だって俺だってあきれたんだし、と思うがどうしようもない。
せめてもう少しまともなことを思いついてくれることを祈るばかりである。